そいつはなんとヒモだそうな。
馴れ馴れしく話しかけてきやがってとも思ったのですが、外見に似合わず低姿勢なやつだったんで、とりあえず少し話をしてみました。
「自分、何なん?ヒモ?何それ」
「いやあ、マジでヒモなんすっ。先輩は何やってる人っすか?」
「ちょっと待て。俺は自分とは初めて会ったんで先輩じゃねえし」
「でも俺より年上っすよね?」
「関係ねえよ。それよりこんな婚活パーティーでヒモになれそうな金持ちの女なんて見つかんの?」
「いや、相手はみんな普通の子っすよ」
「じゃあヒモで食べてなんていけねえじゃん」
「月に一人1、2マンっていう子をたくさんつくるんですよ」
「はあ?だけどそこに行くまで飯食ったり、飲んだり金使うじゃん」
「いや、オレ女の子とどこか行ってもほとんど自分で出さないっすから」
なんか男としてどうなん?と思うこと多数ですが、とりあえずこいつはこいつですごいなと。
まあ、こうはなりたくないですけど、女性を口説く術はもってるんでしょうね。
「ところで、先輩。メアド交換しましょうよ」
「あ?オレホモじゃねえし。自分に貢ぐ気もないで」
「わかってますってw 情報交換出来たらなってだけですよ」
「それならいいわ。じゃあな」
「あれ、ちょっと待ってくださいよ」
何か不愉快な気がするのは、ひょっとして僕の気持ちの中に妬みの感情でもあるからなんでしょうか?
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